少女の優しい俳句


 

鉄道公園の目立たない側に置かれている

いや、置かれていた俳句があります。

 

うちの近所に実家がある、女の子の俳句です。

 

あんぜんは ひとにたのむな まかせるな

 

だったと思います。

もしくは、

 

安心は ひとにたのむな まかせるな

 

だったかもしれません。

 


 

久しぶりに、散歩をしてみたところ、この俳句に出会いました。

 

こんな近くに、こんな衝撃的な俳句があるなんてって思います。

この俳句を小学6年生が考えるなんてって思うんです。

 


 

目立たない所に、このような俳句を置くことになってしまうのは、もしかしたら致し方ないのかも知れません。

でも、だからこそ、この俳句がきわだって輝いたのではないかと思います。

 




この夜に

思い出すのは

思い出と

かけがえのない

スケートの日向