専務の防災ブログ 第3回 「どうしても、うわさ」


2019年初夏、西春別駅前~中標津間の道

 

新型コロナウイルスの流行で、世界的に大変なことになっていますが、

みなさんも大変な状況かと思います。

 

当ホテルも、歓送迎会などの宴会や会食がすべてキャンセルになり、大きな痛手となっております。

幸いなことに、宿泊のお客様はある程度泊まってくださっていて、本当に感謝でいっぱいです。

 


 

新型コロナウイルスのことでも、様々な憶測やデマやうわさが広まっていますが、

そういえば、胆振東部地震での停電の時も、同じような現象が起こっていたことを思い出します。

 


 

地震発生、大停電発生から4時間ほど経った、朝7時半ごろ、

家族で仲良くしていただいている方が、様子を見に訪ねてきました。

 

そこで、「大変だねえ」なんて話していたところ、こんな話が出ました。

 

Aさん

「ラジオによると、北海道全体が停電しているようだが、普通そんなことはありえない。良くない理由で電力会社がわざと止めているんだろう」

 

専務

「そんなはずはない、もしも電力会社がそんなことをしたら、大変なことになるのはわかっているはずですよ。ましてや、会社自体もそんなことをしたら責任を問われますよ!

必ず、何か停電している理由があるんだと思いますよ」

 

それでもAさんはそのままの意見を通しました。

 

結局、後の報道で、「ブラックアウト」という現象のため、北海道全体の発電所が止まってしまったことが原因でした。

 


 

地震から2日目の朝だったと思いますが、社長にある人から電話が来ました。

 

「もう少ししたら水道が出なくなりますよ」

 

それは情報源としてはやや信用できると思われる人だったので、

それを聞いた僕は、知り合いにそれを話してしまいました。

 

そのあと、その日の正午ごろ、町の放送車が、

「すぐに水道が止まることはありません」と放送をしました。

 


 

他のある人から、ショートメールが届きました。

電力のことや、水道のことの2通届きましたが、

 

後の報道で、結局はすべて的外れだったことが分かりました。

正直、あまり信用できない人だったので、予想はついたのですが。

 


 

本当に、情報が錯綜していた。そんな印象を受けました。

僕自身も混乱していたし、本当に心配でした。

 


 

やはり、新型コロナウイルスの件でも、胆振東部地震の件でも、

たった一人の考えや発想、大勢の人の考えや発想も、

的を得ているのかどうかわからないという事だと思います。

 

「自分の意見はいつでも間違っているかもしれない」

 

心のどこかで、いつもそう思っているのが重要なんじゃないかと思います。

 

 

でも、どこかで自分で判断や考察はしないとならないのですが、

だからこそ、ミスや間違え、考え違いを起こしてしまう。

それは、当然なことなのかも知れません。

 

おそらく、

いつもは常識的な中で日常は動いていますが、それはある程度の知識や経験が当てはまるからであると思います。

それを学ぶ猶予もあるし、多少間違っていてもなんとかなる。

それが、常識が通じない中に入ってしまえば、今までのことが通用しなくなるという事なんだと思います。


 

確かに、今は非日常ですが、実はこれは当然なこと。

私たち人間の力では、こうなることは当たり前のことなのではないかと思いました。

 


 

もしかしたら、こうゆう災害への対応は、

いつもの僕たちの生活や日常をどう過ごすかにかかっているのではないかと思います。

 

結局は自分の身は自分で守らなければならない。日常から人としての生きる術や考え方を身に着けておく事は、

すべてを完璧にというのは難しいのかもしれないけれど、

日頃から、やるべきことをやりながら、動き、学んでいくのがいいのかなと思いました。

 


 

最後に、

今の段階では、世界中に感染が広まっています。

いろんなミスや間違いがあって、より広まってしまった事は否めないと感じています。

 

でも、すべてを完璧にできるわけではないし、

間違いを起こすのが人間でもあるのですから

 


 

皆さんも大変な状況かと思いますが、なんとか乗り切っていきましょう。

別海パークホテルや、うちの家族は大丈夫ですし、

きっと最後はみんな笑顔になれると思いますp(^-^q)